歴史や格式のある場所はシンメトリーが多用され、やはりヨーロッパの庭園だなと感じますが、個人邸はシンプルでありながら、自然の様相を活かした庭が多く、雑木の庭に通じるものもあるなと。長く寒い冬があるから、貴重な緑の季節を家族や友人と楽しむ空気が漂っています。

郊外にある友人宅(タウンハウス団地風)のバックヤードは2坪程度。坪庭ですが、家ごとにうまく自分のスタイルを表現していて、興味深かったです。住宅街のそばには草花や苗木、造園資材を売っているお店があるのも魅力です。

アパートやコンドミニアムの立ち並ぶ中心部でも、実は中庭があり、住民の方々が管理して、リラックスできる空間が確保されているのには感心。ヨーロッパの都市部はこのスタイルが多いですね。実際には街のブロックの外周上に建物を増やしていったら中に緑が残ったという印象ではあるものの、その原型ができたのがほとんど100年以上前であるために、木々がすっかり大きくなり、生活に溶け込んでいます。家のすぐ側に大きな公園はあるけれども、普段の生活では一番暮らしに密着した貴重な緑。子供たちにとっても格好の遊び場であり、建物に囲まれた空間は親にとっても、車との事故などの危険も少なくて安心。だからこそ、住民たちがしっかりと管理する意識が高く、体制が整えられています。

またコペンハーゲンは小さな都市なので車や電車で15分も走れば、ヨーロッパらしいカントリービューが見られるのですが、中心部にも大きく明るい公園があって、利用頻度が高く安全に感じました。安全に感じたのは治安上のものかもしれませんが、ちょっと公園に行こうかな、と思いたくなる環境、生活のリズムやスタイル。
幸福度で常に上位にランクインする国だけあります。

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